「うつ」っていろいろ考えちゃう!

回復傾向にあるうつ病患者「ぽん」の あれやこれやなんやかんや

専門知識なんぞ無いのよ。

 

うつが私を襲うようになって、家族がある行動を取り始めました。

 

そう、知識の吸収です。

要するに「うつについて」書かれた本を読み始めたんです。

f:id:utuu-nikki:20180907103809j:plain

「また〜、本とか読んじゃって〜

小難しく専門家の意見載ってるだけだって〜_(┐「ε:)_ 」

 

読書が趣味だった人間の言葉ではありません。

 

しかも完全に人ごとです。

 

 

とはいえ言い訳をさせてもらうと、私の家族は割とミーハーでしてね、

何かと本を読んだり、テレビを見たり、

仕事で研修に行って講義を聞いたりしてくると、

 

 

「知ってる〜!?〇〇は△△するのがいいらしいよ〜!

あんたもやりなさいよ〜!( ^ω^ )」

 

 

とね、自分は実践しないのにやたらとオススメしてきます。

 

ありがた迷惑の塊です。( ^ω^ )

 

 

そんな感じなので私も若干

 

「今度は何を言い出すつもりなのだ……!!

今の私には!あまり!余裕が無いぞ!!」

 

と警戒しておりました。

 

案の定

 

「これ!アンタ!これよアンタ!!」

 

早くも興奮しながら本を勧めてきます。

 

「今さ〜私文章読めなくなってんの。読み聞かせしてくれる〜?」

 

と、適当にあしらっていたのですが、

変に真面目と言うか、素直な家族は、

 

「おーけー、よく聞いてな。」

 

と、ちゃんと読み聞かせてくれました。

 

 

始めは話半分に聞いていた私ですが、だんだん、

 

「あれ?なんか分かる……。すごい あるある なんだけど……。」

 

感じてきたのです。

 

 

初めて自分の中に「うつ」が住んでいる、と認識したのです。

 

 

 

自分がうつになった。

 

でも、どこかでまともに自分のうつと向き合ってなかった。

 

「うつ」は、自分とは無関係な、どこか遠い話のように考えていました。

 

 

 

すでに、「うつ」に取り憑かれてしまっているのに。

 

 

 

自分のことでありながら、「うつ」を遠回しに見て、ちゃんと知ろうともしていませんでした。

 

 

 

それから、ちょっとずつではありましたが、「うつ」に自ら近付くようになりました。

 

 

うつ経験者の方が集まる場に、母に付き添ってもらいながら参加してみたり、

(緊張と恐怖と不安で途中棄権して泣いた)

 

 

図書館に通ってみたり

(文章読めないので絵本を見るかウロウロするだけ)

 

 

うつの経験を漫画にしたものを読んでみたり……

(結局これもちゃんと読めずに流し読み)

 

 

一応、

少しだけ、

ほんとにちょっと、気力と体力を使いながら、

「うつ」を知ろうと頑張ってみました。

 

 

 

しかし、分かったのは「うつ」って本当に難しいということでした。

 

 

こうすれば治る、とか

これをやれば良くなる、とか

 

 

そういうのは書いてないんですよね。

 

 

「◯◯をやってみるといいかも!」

 

 

というのはあるんですが、実践するにもこれがなかなか……

 

 

出来ない!!

 

 

もうね、出来るものならやっとるわぃ!

しんどいんじゃい!

体力完全にレッドゾーンじゃい!!

 

とね。

 

何のために本を読んだのか、完全に当初の

 

「うつ」を知るぞ!!

 

という気持ちが薄れています。

喉元過ぎれば熱さ忘れる、ってやつですかね(?)

 

 

でも、全くのゼロ知識ではなくなりました。

 

 

「うつ」について知るにつれて、

 

私の他にも同じ苦しみを持つ人がいるんだ!

私だけが変なわけじゃ無かった!とか、

この薬はこんな副作用もあるから気をつけておこう!とか、

こんな時はこう対処すればちょっとマシだ、とか。

 

 

うつに対して無防備で隙だらけ、の状態から、

 

 

ちょっと防御することを思いついた、くらいになれました。

(攻撃力はない)

 

 

 

難しいことは今も分からないし、苦しい時は苦しい。

振り回されてはどん底に落とされ、

浮上できたかと思うとまた蹴落とされ、

 

 

「うつ」は本当に強敵です。

なかなか倒せません。

 

 

でも、攻略本を片手に臨めば、結構隙をつけることもあります。

 

 

「知る」のは難しく、時間がかかります。

 

私は頭がいい方では無いので、人よりもっと、時間がかかっていたかもしれません。

 

逆にいえば、時間さえかければ「知識」の経験値はたまるのです。

 

 

いつか、ためた「知識」の経験値が

自分をレベルアップをしてくれることを祈ります。