「うつ」っていろいろ考えちゃう!

回復傾向にあるうつ病患者「ぽん」の あれやこれやなんやかんや

本能が、「癒し」を求めたのか??

 

 

みなさん、香水とか好きですか?

というか、香りもの好きですか?

私は大好きです。

 

………急に子供の作文みたいな感じになってますね。

 

 

なぜいきなり香水の話かというと、私、うつになる前はまったく香りものに興味がないというか、

むしろ苦手だったんです。

 

以前ね、バスの中という密室で、前に座っていた女性がね、

香水をこう、シュシューっと振りかけまくって、

その濃いバニラ臭によってね、白目むいたこともあります。完全なトラウマです。

 

 

 

うつになった当初、私はあらゆる身体症状に悩まされました。

ホントにいろいろです。

 

頭痛、目や肩のこりは当たり前、眠気、過食、聴覚過敏、

触られると気持ち悪く感じる……などなど。

 

うつってただ気持ちが落ち込むだけじゃなかったのか〜と実感した次第です。

 

身体にもちゃんと(?)不調が現れます。

 

幸い私は、こういった症状に悩まされながらも、

五感の不調(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)のうち2つはマシでありました。

 

それが味覚と嗅覚です。

 

 

味覚はこの際ほっときます。(過食ですし)

 

本題はそう、嗅覚です。

私はこれに結構助けられました。

 

何のきっかけだったか、

あるブランドの香水の香りを嗅いだんですね。

何かの限定品のセットになってたものだったと思います。

で、思ったのが、

 

 

 

 

なんだこれ、なんだこれ……!!

 

 

 

めっちゃいい香りや〜〜〜〜!!!

 

 

 

 

もう うっとりです。完全にその香りの虜です。

鼻の穴を開いてスンスン嗅いでおりました。

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とにかくめちゃくちゃ癒されました。

 

たぶん元気な時には興味なんてなくて、むしろ、

 

「くっさ、ムリ。」

 

と、跳ね除けていたと思います。

 

その時ふと、頭をよぎったんです。

 

「これが………アロマの力……??」

 

 

そう、アロマテラピーというものを思い浮かべたんです。

 

知識なんか全然ありません。

 

香りで癒される的なアレでしょ?

 

くらいのざっくりした認識です。

 

 それからはもう香水にどハマりです。

自分にふりかけるとかではなくて、

ルームフレグランスにしたり、アロマキャンドルもどきを作ってみたり……。

 

あらゆる種類の香水を買いました。

今もコレクションしてます。

 

買い始めると、意外と「香り」って色々な所で出会うんですよね。

 

というか、私が香りを意識し始めたんだと思います。

 

 

香水をはじめ、紅茶とか緑茶のお茶の香り、食べ物、草花、果物、動物、人、洗剤、お布団……

 

アロマオイルブレンドした

「夜リラックスして眠れる香り」

なるものもありました。

はい、使ってます。

 

 

「香り」に目覚めてからは、香水を嗅ぐ、嗅ぐ、嗅ぎまくる。

犬もこんなに鼻使わんだろってくらい。

 

今や立派な香りフェチです。

 

 

それはどうでもいい情報でした、すみません。

 

 

ある時、ちょっと外出ができるようになった私に、

母からある任務が与えられました。

 

「ドラッグストアで洗剤買ってきて。あんたの好きなので良いから。」

 

ドラッグストア?……ドラッグストア??!!

 

近所のあの大きいドラッグストア?!

 

ムリムリあんなトコ人いっぱいいるし、ガヤガヤするし、カラフルな商品ばっかでやたら目がチカチカするトコじゃん!!

 

 

 

と、なると思ってましたが、意外と素直に、

 

「洗剤?おっけー。」

 

と買いに向かいました。

 

店に入った時には、一瞬

「うおっ、これ しんどいやつや」

となりましたが、私には

「洗剤を購入する」

というやり遂げなくてはならない任務が課せられています。

やるしかありません。気分は某ハラハラドキドキ映画のトム・クルーズです。

 

 

洗剤売り場に無事到着し、いつも家で使っている安い洗剤を手に取った時、

思い出しました。

 

母の言葉を。

 

「あんたの好きなのでいいから…から…ら…ら……(エコー)」

 

テンションが上がりました。

この際好きな香りのを選んじゃお!大丈夫!金はある!(母の)

 

 

すっぴんでジャージ姿の、目は死んでるのに、

異様に鼻をヒクつかせながら香りのサンプルを嗅ぐ女の姿がそこにはありました。

 

そうして巡り会えた好みの洗剤を購入し、

意気揚々……ではなく、

あらゆる意味で疲れて自宅に帰りました。

 

 

 

今考えると、母は私が香りに癒されていることに気づいていたのかもしれません。

 

 

あの当時、私は「良い香り」を嗅いでいる時は心が癒されていました。

苦しい時は、お気に入りの洗剤の香りがするハンカチを鼻に当てていました。

 

 

 

人によって落ち着く、癒されるものは様々です。

 

でも、そういうものに出会うのはなかなか難しいのではないでしょうか。

 

特に、うつ って、あらゆるものに興味を失ってしまいます。

以前自分が好きだったものにも無関心になるんです。

 

その状態で「何かに興味を持つ」とか「新しい趣味を」とかって結構つらいです。

 

私はたまたま「香り」に出会えましたが、本当にそれは幸運なことだったと思っています。

 

私もうつ病の人間です。

 

だったら何でそんなことを言うんだ!

 

と悲しませるかもしれません。

 

私の言葉は負担になってしまうかもしれません。

 

 

でも言わせてください。

 

どうか、あなたも、また「好き」なものに出会えますように。