「うつ」っていろいろ考えちゃう!

回復傾向にあるうつ病患者「ぽん」の あれやこれやなんやかんや

うつの私とその家族

 

こんにちは。今日は私の家族が深く関わってくるので、

まずは私の家族を紹介します。

 

母:心配性 ちょっと過干渉 子供っぽい 仲が良い 良き理解者

祖母:理解者 クール 肝が据わってる

犬:ポメラニアン♀ 怒りっぽい 態度がでかい 頭は割と良い

 

以上!!

 

 

 

まずは何が起こったか、ざっくり結論を言いますと、

 

私、深夜徘徊しました。裸足で。

 

 

では、詳しく話します。

 

その日の夜、私は非常に大きなうつの波に襲われていました。

それはそれは大きな波です。

 

いや、当時の自分の状態を考えると、私の方が小さくなっていたのかもしれませんが。

 

とにかく、あらゆる怨みつらみを口から吐き出し、自分を責め、泣いて泣いて泣きわめき、ベッドの上で足をバタバタさせたりなんかして、

 

とにかくもう手がつけられない状態でした。(他人事)

 

 

母はそんな私のそばについて、慰めたり、相槌を打ったり、時には叱責したりしていたのですが、

あまりの私の聞き分けのなさ、ゲームでいうバーサク状態の私に、ついに母の方が参ってしまったのです。

 

そして、私にこう言ったのです。

 

 

「もう、どうしてあげればいいのかわからない。私の方がうつになりそう……。」

 

 

その言葉を聞いて、

 

私にぶち当たってくるような激しさだったうつの波が、

今度は体にまとわりつくモヤのように変わったような気がしました。

 

うつの波ではあるのですが、なんだかいつもと違った、妙にふわふわと私の思考を真っ白に染めていくような、体を冷やすような……

うまく言えませんが、とにかく違った色に変わったのです。

 

 

私はここにいてはいけない。

消えなければ。

どこに行こう。

とにかくまずはここを出よう。

 

 

こんな思考でいっぱいでした。

 

私は家族の目を盗んで、家を抜け出しました。

パジャマで、裸足のまま。

 

 

変に冷静な私が、私に言ったんです。

「服に着替えたら家族にバレるよ。」

 

うつに思考を支配された私は考えます。

「靴を履いて行くなんて、何様のつもりだ。」

 

 

 

私の住む住宅地は、地面がゴツゴツしています。

結構尖っているんですね。

犬の散歩に行くときなんかは、肉球痛そう〜、とか思う程度に。

 

私の頭はその尖った石の道を覚えていました。

 

痛めつけたかったのです。自分を。

 

私は、人気のない暗い道を、ひたすら歩きました。

 

でも、なぜか「ここにいてはいけない」と思って出てきたのに、

家に帰るつもりでした。

 

 

足の裏が痛みます。

ちょっとギクシャクとした歩き方だったと思います。

どういうルートを辿ったかは覚えていません。

でも、最終的な目的地は自宅でした。

 

 

そうして私は足の裏に、尖った石を踏んだ跡、地面の汚れをつけて、

自宅に舞い戻ったのです。

そしてそのまま玄関に倒れ込んでいました。

 

わずかに残っていた冷静な思考が、

「玄関にもリビングにも電気がついてるのに、誰もいない気がするなー…」

なんて思いながらボーッと横になっていました。

 

するとしばらくして、私の後ろで玄関のドアの開く音がしたと同時に、

「帰ってる!いる!」

と(おそらくでしたが)母が祖母に呼びかける声がしました。

涙声でした。

 

 

そこからの記憶はありません。

どんな会話を家族としたのか、いつも騒がしい飼い犬がどんな風にいたのか。

なにひとつ覚えていません。

 

 

あとから母から、夜の暗い中を、

祖母は家の周囲を、

母は遠くまで懐中電灯を片手に歩き回って、山の中まで探し回ったと聞きました。

 

 

 

実のところ、あまりにも記憶がなさすぎて、申し訳ないという気持ちもあまり浮かばないくらいだったのですが、()

 

今になって、母が思わず呟いた言葉に、

私は酷く傷つき、腹を立てたのだと思います。

 

同時に、母にそう言わせてしまうほど、

自分が家族を追い込んだ、ということにショックを受けたのだと思います。

 

 

うつに限ったことではありませんが、

病気というのは、家族の支え、理解が必要不可欠です。

(私が言えることではないのですが)

 

でも家族には負担を強いることにはなるのだと思います。

たとえ家族が負担だとは思ってはいなくても、

患者本人がそれを気にやむこともあるでしょう。

 

 

私はあの深夜に、

裸足で歩き回った時に、

家族のことなんてちっとも考えていませんでした。

すっかり忘れていました。

 

 

私は家族に恵まれています。

大切です。

だから私の体調のことで一喜一憂させるのが申し訳ないと思ってしまいます。

 

でも、私が元気な時、

家族も楽しそうです。

 

もし、私と同じように、

家族に迷惑をかけている、と悩んでいる方がいらっしゃったら、

自分が調子のいい時に、家族がどんな表情をしているかを思い出してください。

 

楽しそうにおしゃべりしていませんか?

おもしろそうにTVを見たりして笑っていませんか?

 

あなたの行動に一喜一憂するのは、あなたが大切だからです。

あなたを大好きで、愛しているからです。